麻倉の紹介

  

麻倉改修前

 麻倉は大町の市街地の中心にあります。美麻村( 現、大町市美麻地区 )では昔から広く麻の栽培が行われ、その集積地として塩の道の大町がありました。そして、その麻を貯蔵するのが麻倉です。明治時代中期の建築で昔は2棟あったようですが、現在は残念ながら1棟を残すのみとなりました。外観はかなり風化も進んで傷みもそれなりなのですが、土蔵作りのどっしりとした建物は大変な存在感があります。 内部の太い柱や梁も壮健そのものです。 室内の板張りと梁むき出しの広い空間は、なぜか暖かく心をくすぐります。大きさは4×13.5間、2階建て1F2Fとも約100坪の広さです。

麻倉改修前1

 時の流れで麻の産業も廃れ麻倉としての役目を終えたあとも、工場などに転用されてきましたが近年は空家となっていました。 麻倉プロジェクトでは、そんな歴史の重みを感じさせる麻倉を再生し、将来、大町のアート&クラフトのセンターに育ていいきたいと考えています。クラフトから建築、アートまで様々なワークショップや展覧会、音楽会などを主催してアート&クラフトを中心としたムーブメントを大町から発信します。

麻倉改修後

 ギャラリーやショップは常設、企画展やイベントは随時開催しています。 又、カフェのオープンを目指して、計画中です。
 感情豊かな人の営みが文化を創るといわれます。  大町では素晴らしい自然の中で人々が暮らしています。  みんなが楽しく学び、人を育て、育てた人達と共に新しい文化を紡いでいく。  そういう人達が集う場所として、麻倉を位置付けていきたいものです。

大町の風景